1.132018
読書日記 「限界費用ゼロ社会」ジェレミー・リフキン著、2015年刊
・「物流はモノのインターネットを目指せ」が判りやすく、かつ衝撃的。
・「モノのインターネット」とは。インターネットは情報をパケットというユニットにして最適経路を経て目的地に到着させる。これを貨物の世界で実現するのが最も合理的、という意味。
・ユニット化とは世界共通コンテナの採用。海上輸送ではほぼ達成、国内輸送への展開も十分現実的。
*小原の読後感想文:2年前のベストセラーを遅ればせながら。「モノのインターネット」実現に必要な要素技術は既に存在しています。標準化推進という社会的な壁が課題。実現すると、理論上物流効率は最大化できますね。一方物流事業者は標準化された業務を標準化された料金で担う売り上げが大半になり、個々の創意工夫を生かす余地は少なくなるように感じます。コ、コワイ。
小原俊彦
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