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対岸の専制政治

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日本で長く活躍する中国人評論家の方のコラムを目にしました。

かつては客観的、かつ深い見解を著作にされていた方です。

文章は、日中の友好関係を立て直すには、政治経済の交流だけではなく、

青少年交流、文化交流も併せて活発にしましょう、という内容でした。

私、これを読んで深い失望を感じました。

問題の本質を故意に見過ごしつつ、時の権力に媚びている

(「提灯を持つ」と言いますね)からです。

何が「問題の本質」か、には触れませんが、

このような見識ある方までが、という思いです。

専制政治の怖さを垣間見てしまった感じ。

日本でも「忖度」という言葉が流行しました。

よく似た状況はどこであれ、簡単に生まれるもの。

我々も留意したいものであります。

小原

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