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総合的に勘案し...

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新年のお祝いを申し上げます。

本年も、たま~にアップしますので、お付き合い頂ければ幸いです。

タレントさんの醜聞をきっかけに、

大口スポンサーがTVCMのオンエアを控えるという事態が起きています。

醜聞の追及はさておき、私が気になるのは、各社によるCM差し止めの理由説明です。

判で押したように冒頭の表現です。

これは差し止めの理由を何も説明していません。

広告宣伝の効果を損なう状況だから、

社長の記者会見は説明責任を果たしていないから、

F社のスタンスでは再発防止が期待できないから、等々

表現の方法は何通りもあるはずです。

この状況においてすら、広告主が媒体(放送局)に遠慮、忖度しているように見えます。

金を出している側が、受領している側に遠慮しなければならない

という異常な力関係があると考えざるを得ません。

原因は「放送免許」という制度ですね。

免許とは『原則禁止、例外的に許可』という、お上による厳しい統制の仕組みです。

放送に適した電波は有限だから、が免許制度の理由と思われますが、

電波技術の進歩やネットの普及により、その前提は崩れています。

一気に自由化せよとは言いません。

しかし今回のように、ひどい組織の劣化が露呈した場合、

『放送免許取り消しを警告』程度のご指導はあってもよろしいのではないでしょうか。

所轄官庁(総務省)の皆様、出番です。

後ろの方々のお役目は?

小原

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