8.122021
東京オリンピックが終わりました。組織委員会のごたごたから、
我々が抱える問題が透けて見えたように思えます。
キーワードで示せば、「形式主義」、「密室主義」、「モノカルチャー」、「戦略不在」でしょうか。
日本と日本企業が冴えない理由をおさらいさせて頂きました。
大会中の(全く個人的)感動シーンベスト3。
①男子マラソン大迫傑、魂の走り、
②男子飛び込み寺内健選手に全選手がスタンディングオベーション、
③スケートボード女子パーク岡本碧優選手を他の選手が肩車。
いずれもメダルに届かなかった方々です。「人生ってそうだよね」を感じました。
月並みながら、生きる勇気を頂いた気がします。
オリンピックの一番重要な価値は何でしょうか。
私は、一流アスリートが全力を出し切る姿に、強いメッセージ性が宿る点だと思います。
現代オリンピックは、その周りに余計な装飾が付き過ぎだと思います。
今回は余分なものを削ぎ落し、中心的価値に焦点を絞ってみせる絶好の機会でした。
「簡素にしても、ほらこんなに感動的」、と。
でも、中途半端に終わったようです。意思、戦略の欠如ですね。
小原
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